ツイストリングで、オリジナルの日記帳やスケッチブックを作ってみよう
お気に入りの用紙でオリジナルの日記帳
私は万年筆で日記をつけているのですが、以前はコクヨのルーズリーフ「さらさら書ける」シリーズが書き心地が良く、これのA5サイズをしばらく利用していました。
ルーズリーフはとじ具が大きめで、ちょっと邪魔だなと思っていたのですが、もっとコンパクトで取り回しの良い、ツイストリングというものがあることを知りました。
国際規格のダブルリングノートと同じ穴のピッチなので、リング綴じのノートで、ワイヤーが二重になっているものは、ワイヤーをペンチや専用のリッパーなどで抜き取れば、ツイストリングのとじ具に付け替えることも可能です。
専用のパンチは高かったのですが、後々いろんなことに使えそうなので思い切って買い、最初にオリジナルの日記帳を作りました。
コクヨの「さらさら書ける」シリーズのような書き地の紙を探していたところ、コクヨのカラープリンタ用紙がやや似ているということが分かり、使用することにしました。
上記の用紙にはA5がないので、この裁断機でA4を半分に切って利用しています。
A5サイズは、別売りのとじ具や表紙もあるのですが、表紙がやや薄手です。もう少ししっかりとしたものが欲しいときには、ノートとして売られているものを買い、表紙ととじ具を利用します。
A5サイズの保存用ファイルもあり、数年分をまとめてとじるのに便利です。
日記に写真を貼りたい時は
最初、普通の写真用紙にプリントして貼ってみたのですが、用紙が厚いせいか、貼り付けたページがゴワゴワになり、めくりにくくなってしまいました。
スマホの写真をシールプリントできるプリンターも売られていますが、1枚あたりの単価がちょっと割高ですね。薄手の写真用紙はどうかと思い、こちらを買って試してみたら、ページがめくりやすくて、とても具合がいいです。うちは他メーカーのプリンターですが、問題なく利用できています。
写真用紙は通常の糊が染み込みにくいので、テープのりがおすすめです。貼って1分間くらいは剥がしやすいというタイプのものもあり、微調整をよくする私のような人にはうってつけです。
スケッチブックもお好きな用紙とサイズで
以前、あるメーカーのドローイングブックをよく使用していたのですが、残りが少なくなって画材店に買い足しに行ったところ、もう取り扱いがなくなっていて、とても残念な思いをしました。
市販のカット売りの用紙とルーズリーフのとじ具で自作のドローイングブックを作ってはいたのですが、用紙に開いた穴やとじ具が大きすぎて、使い勝手が悪いなと思っていました。
でも、ツイストリングのパンチも買ってからは、お気に入りの用紙で、自作のドローイングブックやスケッチブックが手軽に作れるようになりました。
(上のドローイングは、サイクリングで元荒川周辺に行った時に描いたものです。)
マーカー用の用紙ですが、鉛筆のひっかかりが丁度良く、ドローイングにもおすすめです(以前、エトランジェ・ディ・コスタリカの用紙をよく使用していて、この記事にも載せていたのですが、最近再購入したら表面が平滑なものになっていて、鉛筆でのドローイングには不向きなので、記事を修正しました)。
色鉛筆やパステルなどに向いています。透明水彩は、あまり水を使わない描き方ならこの紙でも大丈夫です。
水をたくさん使う画法なら、もう少し厚い紙の方がおすすめです。
A5のスケッチブックやドローイングブックを、横開き(短辺側で開くよう)にするには、A6ノートのとじ具が必要になります。
好みもありますが、私は横開きの方がしっくりくるので、こちらを利用しています。
上の写真で、緑の表紙のものは、百均でベルベット調のシールを買って、板目表紙に貼ってからパンチしました。パンチは1mm厚さまではOKのようで、この板目表紙は0.5mmくらいの厚さなので、シールの厚みがあっても大丈夫でした。
スケッチブックは、手に持った状態で描くことも多いので、たわまないことが重要なポイントなのですが、表紙の厚みが足りない場合は、こちらの1mm厚のボードを同じサイズにカットして、最後のページにはさんでおくと、強度が増して描きやすくなります。
関連記事
ツイストリングを利用して、市販の水彩セットをスケッチブックにセットすることもできます。詳細はこちらのブログからどうぞ。
ピアノを弾くときに指が滑る (2) 爪のお手入れ編
第2回は爪のお手入れ編です。
爪が伸びていると鍵盤に当たって滑りやすいし、カチカチと音も鳴って気になりますよね。
生まれつき長い爪で、あまり短く出来ないという場合もありますが(私もそうです)、どうすれば気にならなくなるのでしょうか。
伸びている爪を、深爪せずに短くするには
爪切りだと、つい切りすぎて深爪になり、数日間痛い思いをしてしまうということがよくありますが、爪やすり(特にガラス製)を使用すると、深爪になる手前くらいまで削るという調整がしやすいです。
慣れると、通常の爪切りより早く手入れができるので、私は最近では、手の指には爪切りをあまり使わなくなりました(足の指は、なぜか爪切りのほうが切りやすいです)。
爪やすりを探していた時に、ガラス製の爪やすりが人気だということを知りました。
最初にあまり知らないメーカーの小さなサイズのものを購入し、そこそこ使い勝手は良かったものの、もう少し大きなサイズはないかと探したところ、ブラジェクのものが特許取得しているそうなので買ってみました。細部の仕上げが丁寧で、大きさもちょうど良かったです(私が買ったのは140mmですが、人によって「ちょうどいい」というサイズ感は違うかもしれません)。
ガラス製の爪やすりは、削る時に磨りガラスに爪を立てるような音がすることがあるのですが、手を洗って爪に水分を含ませてから使用すると軽減されます。また、水分があったほうがよく削れます。
また、ガラス製の爪やすりは厚みがあるため、爪の両端が削りにくい場合があります。金属製のものの方が薄くて削りやすいので、私は補助的に使用しています。
グリセリンの水分補強用に、ビーカーを50mlと100mlの2種類買ってみたのですが、100mlはちょっと大きめだったので、今では爪やすり入れに使っています。
生まれつき爪が指より長い
どんなに短く切っても指先から爪が出てしまうという場合、どんな風にピアノを弾けば良いのでしょうか?
私もそのタイプの爪なので、本を読んだりネットで調べたりして、解決策をいろいろと探してみたのですが、こまめに爪を切る(または削る)ようにして、後は、爪が当たらない角度で弾くか、当たっても気にしないようにする、ということのようです。
爪をいつも短くしていれば、多少は爪の生え際が後退してくるかもしれませんが、年齢や個人差もあるらしいです。
現代の奏法では、基本的にあまり指先を立てて弾かないようなので、私も奏法の練習を兼ねてやっていますが、プロの方の演奏をDVDなどで観ると、曲調やフレーズによっては、どうしても指先で弾かなければ表現が十分に出来ないものもあるようです。
そういったフレーズが練習曲に出てきた時は、爪が伸びすぎていなければそれほど滑ることはないので、後は、音に慣れていくようにすれば良いのではないでしょうか。
私自身、だいぶ慣れてはきたのですが、まだ時々爪の音が気になります。でも……
爪の音を心配するより、「曲の内容をきちんと表現できているかどうか」を優先して考えると、案外気にならなくなってくるものだ。
と信じて練習を続けています。(^ ^)
第1回はこちらからどうぞ